『あさき、ゆめみし』トップへ
あらすじ
世界設定

◇ 伊那砂郷

 物語の舞台となる辺境の田舎町。
 四方を山に囲まれ、妖と人間が暮らしている。
 結界によって外界から隠されているため、外部から伊那砂郷の存在を確認することはできず、
 伊那砂郷内に入ることもできない。
 例外として退魔師のように結界を見ることが出来る者は出入り可能である。

 >>郷で暮らす妖【まだら・ぶち】

◆ 伊那砂郷観光案内 (画像をクリックすると、別ウインドで詳細が表示されます。)
- 商店街 -

- 骨董店 -

- きゃふぇ・まだら -

- 朱砂川 -
- 名無しの社 石段 -

- 名無しの社 -

- 四辻の祠 -
- 鎮守の森 -



◇ 八重垣邸

 依頼中滞在することになる伊那砂郷の郷長、薙羽哉の邸宅。
 純和風の古い屋敷だが、設備等は最新式の物が多い。
 客室は祇王、愁一郎(&虚空)、高虎が使っている。

◆ 八重垣邸紹介 (画像をクリックすると、別ウインドで詳細が表示されます。)
- 居間 -

- 庭 -

- 離れ -

- 客室/高虎の部屋 -

- 客室/愁一郎の部屋 -

- 客室/祇王の部屋 -




◇ 妖

 妖怪、魑魅魍魎、鬼と呼ばれる人にあらざる、化生のもの。
 総じて夜を好む為、夜の者とも呼ばれる。
 神から零落した妖もいれば、土より生じた妖や人為的に発生した妖もいる。
 怪異を引き起こす原因とされており、それを人知れず討伐するのが退魔師である。
 かつては人と共に暮らしていたが、袂を分かち、人は街で妖は山野で暮すようになった。





◇ 退魔師とは

 妖を退治する力を持ち、それを生業とする者。
 ある者は術で妖を祓い、ある者は太刀で妖を断つ。
 人と妖と退魔師は三すくみの関係にある。

 組織として、【紫紋/ゆかりもん】【漣/さざなみ】の東西の退魔組織があり、
 ほとんどの退魔師がこのどちらかに属している。





◇ 作中の武器

◆ 薙羽哉 【刀】

鎌倉後期の作とされる無銘の刀。
打刀ではなく、太刀である。反りが大きく、扱いが難しい。

年経た刀ではあるが、長く遣い手がいなかったことなどもあり、刃自体に特別な力があるわけではない。現身を持たない妖を斬るのは薙羽哉自身の力があってこそのもの。


愁一郎 【利剣/ガドゥガ】

利剣は、魔を打ち払う、降魔の剣のこと。柄は金剛杵になっている。
鈍色の刀身には愁一郎を加護する者の梵字が彫られている。

愁一郎の持つ利剣は童子遣いの本山の刀工作で任務のたび、剣を使いものにならなくするのでよく嫌味を言われている。


◆ 高虎 【直刀】

直刀とは、刀身に反りのない真っ直ぐな形の刀のこと。
高虎の持つ双刀は平安初期に作られたもので、名のある鬼を数多斬ってきた業物。左右長さが3寸ほど違う。壱人、水鬼の持つ刀も同年代の直刀である。

物に頓着しない高虎が唯一大切にするもので鬼斬り一門の誇りそのものである。


主人公 【咒符/じゅふ】

咒符とは霊木から作られた紙に銀朱や血などで文字を書き、力を蓄えた札のこと。

歩行など使用時には気を付けるべき作法があり、前衛には向かない。
符を弾き、詞を紡ぎ、指に番(つが)え、投げる、という4工程が使用までに必要となる。その手間からもやっぱり前衛には向かない。