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高虎「あ、その必要はないですよ」

――ペロッ。

沙耶「えっ……」

言うが早いか高虎くんは、わたしの手の上の
クリームを舐め取ってしまった。

沙耶「た、高虎くん……っ!?」

高虎「何ですか?」

何食わぬ顔の高虎くん。

沙耶「あ、ええっと……。甘いもの、
   嫌いじゃなかったの?」

高虎「そんなこと言いましたっけ?」

沙耶「もう、調子がいいなぁ……」