森の妖精パック
パックはロンドンの森に住んでいる悪戯者で有名な森の妖精。百年戦争後、フランスから引き上げてきた騎士たちが狩りなどで森を荒らす事から、彼らへの嫌悪感が生まれました。
そこでパックはちょっとした悪戯を仕掛け、ひとりの少女を森の中へ誘い込みました。その少女へ「薔薇の種」をプレゼントするところから、この物語は始まります。
薔薇の種
妖精パックが作った「薔薇の種」は、パックがある思いを念じて作りました。この種を飲み込んだ事で、主人公の周りでは次々と不思議な事が起こりはじめ、歴史の表舞台に登場する事となります。
パックの思い、主人公の思い、そして周囲の思い。それらが交差する中で物語が展開していきます。
護国卿と枢機卿
王が政治を執る事が難しい時に、王を補佐する形で政治に参加するのが「護国卿」です。つまり、護国卿は王の代理人であり、摂政とも言われます。
また「枢機卿」とは、法王を補佐する役目を負います。
ゲームの中では、意中の貴族をそうした役職に就かせる事ができるかどうかも、エンディングに影響します。
タロットカード
薔薇戦争の時期、北イタリアや南フランスで発達したカードです。時期や場所によりカードの内容や順位が異なり、遊びや占いなどに用いられました。22枚の大アカルナ、54枚の小アカルナとに分けられます。
ゲーム中は大アカルナを採用。ハイ&ロー形式のゲームで遊んだり、カードを所持する事で運命を切り開く事ができます。