暁 「やぁ」 思った通り、暁がいた。 おそらく暁はわかっていたのだろう。 今日この日が訪れることを。 暁 「家出かい、愁君」 愁一郎 「そんなところだ」 暁 「あの日も、雪が降っていたね」 愁一郎 「あの日も、お前が待っていた」